Cue Mascato Cantina Marilinaカンティーナ マリリーナ12〜14時間のマセレーション。
やや濃い黄金色のオレンジワイン。
黄桃を中心としたモスカートらしいジャスミンやムスクなどのオリエンタルで華やかな香り。
また緑茶の様なニュアンスを感じます。
味わいは穏やかな酸、ややボリューム感のあるバランスの取れた辛口。
後味に果皮からの心地よいタンニンをわずかに感じます。
酒質に不安定な要素はなく非常に健全で、3日目以降も楽しめるワインです。
ベトナム料理や中華料理とも相性の良いワインです。
750mlモスカートイタリア・シチリアテッレ シチリアーネIGT白他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。
アプレヴトレーディング株式会社濃い黄金色とモスカート種の華やかな香り!食事とも幅広く楽しめるシチリア自然派「カンティーナ マリリーナ」辛口オレンジワイン!キュエ モスカート カンティーナ マリリーナCue Mascato Cantina Marilina商品情報パテルノ姉妹を中心とした家族経営、有機栽培ワイナリーシチリアの南東部のシラクーザ州に位置し、ノートの南、海からも2キロ程の場所に2001年に造られた新しいワイナリーです。
マリリーナとフェデリカのパテルノ姉妹を中心とした家族経営のワイナリーで、土壌は石灰を含む水はけの良い土壌。
大地に対して大いなる尊重の念を持ち、ブドウは全て有機栽培で作れます。
「キュエ」は12〜14時間のマセレーションしたモスカート100%で造られます。
モスカートの華やかな香り、バランスの取れたオレンジワイン2019年4月に試飲しました。
やや濃い黄金色のオレンジワインです。
黄桃を中心としたモスカートらしい柔らかい果実香にジャスミンやムスクなどのオリエンタルで華やかな香りが綺麗に立ち上ります。
グラスを廻すと緑茶やオレンジの皮の様なニュアンスも感じられます。
飲むと、穏やかな酸にボリューム感のある果実の無理のないバランスの取れた辛口。
スムーズで滑らかさがあり、中盤から果皮由来の心地よいタンニンがありあ味わいを美しく引き締めています。
酒質に不安定な要素はなく非常に健全です。
3日目に改めて試飲しましたが、酸、果実味と酒質は崩れる事なく、より滑らかさが増していきました。
イタリアン、和食、アジアン料理と幅広く楽しめるモスカート種の持つ魅力的な香りを生かしつつ、自然派ワインらしい滋味深い味わいが特徴です。
直ぐ飲んでも楽しめますが数日おいても楽しめる、非常に使い勝手の良いお買い得デイリー自然派ワインです。
ハーブとオリーブオイルを使った生魚のカルパッチョ、鶏肉のハーブグリル等のイタリア料理は勿論、和食だと白身魚や野菜の天ぷらに紅葉おろしを添えて。
魚介類の茶わん蒸しも好相性です。
そしてエビの生春巻き等のアジアン料理、中華料理とも相性が良く、料理とも幅広く楽しめる自然派ワインです。
抜栓当日よりも翌日以降の方が味わいも落ち着きます。
是非お試しください。
生産者情報カンティーナ マリリーナ Cantina Marilinaシチリアの最南端、世界遺産としても有名な美しい町、ノートとシラクーサの間に位置するパチーノの町に程近い「ポッジョ・ディ・フォッシ」と呼ばれる丘にカンティーナ・マリリーナが設立されたのは2001年の事。
カンティーネ・セッテソリやドゥカ・ディ・サルパルータなどシチリアのワイナリーで25年に亘り醸造家としてのキャリアを積んできたアンジェロ・パテルノがこの丘に60ヘクタールの土地を購入した時に始まります。
石灰質に富んだ土壌を持ち、夏の極端に乾燥した気候と強烈な陽射しを受けるこの土地は、長年ワイン造りに携わってきたアンジェロにとって極めて魅力的に映ったのです。
アンジェロはこの丘の気候風土を生かして、当初より有機農法を取り入れました。
現在地所の半分ではポリカルチャー(混作:複数の作物を同じ畑で同時に栽培する事)が行なわれ、残りの地所はぶどう園として様々な品種−ネロ・ダーヴォラ、グレカニコ、モスカート・ビアンコ、モスカート・ジャッロ、インツォリア、メルロー、タナ、ヴィオニエ、シャルドネ−などが植えられています。
また発酵は全てコンクリートタンクで天然酵母を用いて行なうという、伝統的な醸造方法を取り入れました。
現在アンジェロはワイナリーを2人の娘−ワイナリー名にもなったマリリーナとフェデリカに委ね、自らは醸造の段階で2人のサポートを行なっています。
この地の気候風土を生かした、極力手を掛けない有機農法や、セメントタンクでのじっくり時間を掛けた自然に近い発酵などの手法は、南シチリアのナチュラルワインの巨匠フランク・コーネリッセンの影響も受けています。
南シチリアの強烈な夏の陽射しはぶどうを早く完熟させ、糖度の高い果汁が得られます。
特に定評のあるマリリーナの白ワインは、一晩のスキンコンタクトを経てコンクリートタンクでじっくりと時間をかけて発酵、熟成させる事でやや褐色がかった、果実の風味が凝縮した濃厚な味わいを持つのです。
アンジェロからワイナリーを引き継いだマリリーナとフェデリカの姉妹は、ぶどう栽培から醸造、マーケティングなどすべてを2人で行なっています。
そしてワインには随所に女性らしい感覚が取り入れられています。
代表的なものが、「ミニマム・インパクト」の考えを取り入れた、環境への影響を最小限にする取り組みで、再生紙を使ったラベルや軽量瓶の採用、キャップシールの廃止などです。
恵まれた気候に育まれたぶどうのポテンシャルを伝統的な手法で最大限に引き出したマリリーナのワインは、内外から静かな注目を集めています。